アタラックスの基本情報

アタラックスの主成分は「ヒドロキシジン」です。

効果、効能は

  • アレルギー症状の緩和(抗ヒスタミン作用):蕁麻疹(じんましん)、皮膚病に伴うかゆみの緩和などです。

抗ヒスタミン作用が高いことで知られていますが、作用時間も長いため日中の眠気には十分な注意が必要です。

  • 精神安定剤:ヒドロキシジンになぜ抗精神作用があるのかについてははっきりとしたことはわかっていませんが、副作用の一つだと考えられています。

各種神経症に伴う不安、緊張、うつの症状緩和に効果があるとされています。

(抗精神薬について)

通常各種神経症に伴う不安やうつなどの諸症状に対して処方される薬にはベンゾジアゼピン系安定薬がありますが、これには依存性があり症状が安定した後も薬からの離脱が難しいのに比べアタラックス(ヒドロキシジン)には依存性が低いというメリットがあります。

ヒドロキシジンには異常興奮を起こしている中枢神経に作用して興奮によるアレルギー症状を緩和するという作用があるので、神経症の諸症状緩和に対しても効果があるのではないかと考えられていますが、その詳細については不明です。

使用上の注意と副作用、禁忌について

(1).アタラックスにはヒドロキシジン以外にもセリチジン、ピペラジン誘導体、エチレンジアミン、アミノフィリンなどの成分が配合されています。

これらの成分にアレルギーの既往がある人、ポルフィリン症、妊婦または妊娠している可能性のある人には処方できないことになっています。

(禁忌)

(2).てんかんなどのけいれん性発作の患者またはその前歴がある人、消化器運動の低下している人(慢性便秘など)、肝機能障害、腎機能障害、緑内障、下部尿路の閉塞性疾患(尿管狭窄など)、認知症、重症筋無力症、不整脈を起こしやすい人、高齢者などには慎重に登用する必要性があります。

(3).アレルゲン反応を抑制する作用があるので、パッチテスト(アレルゲン皮内テスト)、気道過敏性試験を受ける時には5日前から服用を中止しなければなりません。

(4).副作用として眠気があるので、服用後は車の運転や危険な作業は行わないようにしてください。

(5).重大な副作用としては以下のような症状があります。

(重大な副作用とは、症例数は少ないものの発現した時には重大な健康被害となる症状のことです)

  • ショック、アナフィラキシー様症状:蕁麻疹(じんましん)、口頭浮腫、胸部の不快感、呼吸困難、顔面蒼白など
  • 肝機能障害、黄疸

(6).バルビツール酸系催眠鎮静剤などの中枢神経抑制剤と併用すると相互作用を起こし、効き目を強めることになるので、精神科等で中枢神経抑制剤の処方を受けている人は医師に相談してください。

(7).上記症状以外にも体調面に変調を感じた時は処方医か薬剤師に相談するようにします。

服用に関しての注意事項(用法・用量について)

  • 服用は食後が原則です。

しかし、服用の方法(1日あるいは1回の服用量・服用回数・・服用時間・服用期間)には医師や看護師の指示に従う様にしてください。

  • 自己判断で服用を中止したり、減量、増量するなどはしないでください。
  • 服用時は必ずコップ一杯以上の水を飲む様にします。
  • 問診時にはあらかじめ持病やアレルギーの有無、身体状態、現在服用中の薬の有無などは医師にしっかりと伝える様にしてください(薬の手帳を活用しましょう)
  • 処方される前にはきちんと医師や薬剤師から薬の効果と飲みかた、副作用についてよく説明を受け、注意事項はしっかりと守る様にしてください。
  • 胎児への悪影響が懸念される薬です。

したがって妊婦あるいは妊娠する可能性が高い人はあらかじめ医師に相談してください。

また服用中も医師の指示を厳密に守る様にします。

  • アルコールの作用によって、薬の効きかたが強まってしまうので服用中は禁酒してください。
  • 長期間服用を続ける場合には定期的に検査を受けるようにします。

これは治療計画に基づくものなので、薬の離脱については医師から説明を受けてください。

  • 比較的副作用が少ない医薬品ですが、それゆえに安全性に対する意識が低くなりがちとなります。

必ず子供の手の届かないところに保管する様にしてください。

  • アタラックスの症状別の投与量は以下のとおりです。

「抗ヒスタミン薬として処方する場合」・・・1日30~60mgを2~3回に分けて服用
「抗神経薬として処方する場合」・・・1日75~150mgを3~4回に分けて服用
この様に症状によって1日の投与量が変わってきます。

入手方法について

アタラックスは厚生労働大臣によって許認可されている医療用医薬品です。

したがって、国内で正規に入手するには医療機関でこの薬の適用疾患の確定診断を受け、医師が発行する処方箋を元に調剤薬局経由で入手することになります。

アタラックスの適用疾患とは以下のとおりです。

  • アレルギー性疾患:蕁麻疹、皮膚炎など皮膚疾患に伴う掻痒(そうよう)感
  • 神経症に伴う症状:うつ状態、興奮状態、不安など

上記症状を有していない人には投与できません。

しかし、病院にかかるほどではないと感じているものの、不眠や不安感などの精神状態が慢性化している人もいるかもしれません。

アタラックスは作用が穏やかで副作用のリスクも少ないので不眠対策や不安感の緩和には導入しやすい薬です。

したがって、その様な人の場合には個人輸入代行を利用して海外から薬を取り寄せることができます。

個人輸入代行を使って購入する際の注意点

個人輸入代行とは個人に成り代わり海外から様々なものを輸入する手続きの代行を行ってくれる業者のことです。

医薬品を個人で海外から取り寄せるのは可能なの?と怪しむ人も少なくないですが例え未承認薬であったとしても一定量以下であれば個人輸入で入手することは法律上なんら問題はありません。

しかし個人輸入を個人で行う場合には複雑な税関申告に関して申告書やインボイスの作成を全て英語で行わなければなりません。

経験のない人にはハードルの高い作業と言えます。

しかし、個人輸入代行を使えばネット上から申し込めばあとは業者にお任せしておけばいいだけなので気楽に利用することができます。

現在ネット上で医薬品販売をしている業者のうち、未承認薬を取り扱っているところはこの「個人輸入代行」業者によって運営されています。

本来なら個人輸入に関する責任は全て輸入した本人が負うことになります。

したがって個人輸入代行を利用した時も最終的な責任は全て自分が負うということは覚えておいてください。

しかしながら、信頼のおける業者から購入する場合には普通の通販を利用するのと同じ感覚で購入することができます。

信頼できる業者であるかどうかは「サイトのレビューを参考にする」、「発送先国や現地のブローカーの情報を公開している」、「医薬品輸入に関する安全性への取り組み」、「薬剤情報を日本語で提供している」などをチェックすれば大丈夫でしょう。

また、「個人輸入」という構造上から以下の様な点には注意が必要です。

  • 為替の影響を受けるので、同じ薬が毎回同じ値段で購入できるとは限らない
  • 副作用や用法、用量に関しては英語表記しかないので、自分で情報を収集する必要性がある。

(この点でサイト上で薬剤情報を日本語で公開している業者はユーザビリティと信頼性がアップします)

  • 副作用が少ない医薬品でも、薬である以上は副作用はつきものなので、購入前にあらかじめ医師に相談するのが望ましい。

などです。

なお参考までにアタラックスと同じ分類の薬を紹介しておきましょう。

(アタラックスと同じ分類の薬)

アタラックス-P、ハタナジン、ジスロンなど