蕁麻疹・湿疹のアレルギー症状の治療薬アタラックス

アタラックスは、ヒドロキシジンと呼ばれる成分の薬で、二つの作用をもっています。

まず、一日に50~75mgという少ない量で使う場合は、蕁麻疹などのアレルギー症状の治療となります。

蕁麻疹などのアレルギー症状が出た場合、体の中には、炎症の原因となるヒスタミンという物質がたくさん放出されています。

アタラックスは、このヒスタミンという物質の働きを邪魔するので、皮膚の炎症や痒みを和らげることができます。

一方、75~150mgという、多めの量で使う場合は、不安や鬱状態の治療となります。

アタラックスには、脳の神経の興奮を抑える作用があるため、不安症状や緊張を取り除くことができます。

そのため、同じアレルギー症状でも、鼻水や鼻づまりといった花粉症のような症状よりは、蕁麻疹などで眠れないほど肌の痒みが出ているような場合に、多く処方される傾向があります。

また、注意しなければならない副作用には、眠気があります。

これは、脳の興奮を抑える働きによるものです。

アタラックスを服用している場合は、車の運転や機械の操作といった危険を伴う作業は控えるようにしましょう。

他の眠気が出やすくなる薬や、アレルギーの薬や抗不安薬などを併用している場合は、必ず医師や薬剤師に伝えることが必要です。