有効成分ヒドロキシジンにより、じんま疹や皮膚のかゆみを抑える薬アタラックス

アタラックスとは、ヒドロキシジン塩酸塩を有効成分とする薬で、様々なアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを抑える効果があります。

主にじんま疹や皮膚のかゆみを抑えるために処方される薬ですが、不安や緊張感をやわらげる作用も存在します。

アタラックスを服用した場合、アレルギー物質に過敏に反応してしまう脳をしずめて、痒みなどの症状を抑えようとするという働きをします。

この脳をしずめて落ち着かせる働きを精神科領域に応用することで、神経症における不安や緊張、抑うつといった症状を穏やかに軽減させることもできます。

一般的にアレルギー症状には低用量を処方し、不安や緊張感には高用量が処方されます。

精神に働きかける作用は非常におだやかで、アタラックスよりも効果的な精神安定剤が数多く開発されている現在では、処方されることが少なく、アタラックスの処方は皮膚科が中心です。

しかしアタラックスには依存症が生じないといった他の薬にはないメリットもあるので、症状が軽度の場合は試してみる価値があるかもしれません。

安全性が十分に確認されているため、重篤な副作用はほとんどありません。

しかし抗不安薬全般の副作用として、体質によっては強い眠気などが生じる可能性があります。